色いろ色語り

アートセラピストとしての日常の中で気づく、色が伝える心のメッセージや日常の色々・・・を綴ります。

音色を描く バイオリン&アート

私の教室に通ってくださっている生徒さんにバイオリニストがいらっしゃいます。

その関係で以前から、バイオリンを聴いてその音色を表現できるようなコラボイベントができたらな・・・と考えていました。

 

実現しました!

垂水区の古民家「結水荘」さんにてクリスマスイベント「バイオリンの音色&アート」

開催しました。」

 

アートのプログラムは「キャンドルグラスを描く」です。

 

R子さんの演奏で「アベマリア」を聴き、その音色から感じた情景やクリスマスのイメージなど、それぞれ感じたことを色や線の動きに置き換えてキャンドルグラスに描いていくというものです。

 

「聴覚」を目に見える形に表現していくという初めての体験に、皆さん最初は戸惑いながらも、次第に筆はのびやかに、まるで楽譜を描くかのように滑り始めました。

 

北欧の冬の森のようなグラス、クリスマスツリーかな?という美しい緑のグラス、春を待つかのようなピンクがちりばめられたグラスなど、同じ曲を聴いたのにも関わらず、お一人お一人の個性が発揮された作品が完成しました!

 

五感を使って表現する、臨床美術ならではのイベントになりました。